新しく家を購入する際や引っ越しを考える際、間取り選びはとても重要です。

しかし、一見よさそうに見えても、実際に住んでみると「思っていたよりも不便だった…」と後悔してしまうこともあります。そこで今回は、避けたほうがよい間取りの特徴についてご紹介します。

■生活同線に関して

まず気をつけたいのが、生活動線の悪い間取りです。家の中での移動がスムーズにできないと、日々の暮らしがストレスになってしまいます。

例えば、玄関からキッチンまでの距離が長いと、買い物帰りに重い荷物を運ぶのが大変です。

また、洗濯機とベランダが離れていると、洗濯物を干すのが面倒になってしまいます。さらに、リビングの中心にトイレがある間取りは、来客時に気まずい思いをすることもあるため注意が必要です。

■風通しに関して

次に、採光や通風が悪い間取りも避けたいポイントです。

北向きの窓ばかりの部屋は日当たりが悪く、室内が暗くなりがちです。冬場は特に寒さを感じやすく、日中でも照明をつける時間が長くなり、電気代がかかることもあります。

また、風通しの悪い間取りでは、湿気がこもりやすく、カビや嫌なにおいの原因になる可能性もあります。

■部屋の形にも要注意！

部屋の形にも注意が必要です。無駄なスペースが多いと、せっかくの居住空間が使いにくくなります。

例えば、廊下が長すぎると、その分部屋が狭くなってしまいます。また、L字型や三角形の部屋は家具の配置が難しく、デッドスペースができやすいため、実際に住んでみると使い勝手が悪いと感じることがあるかもしれません。

■防音性があるかどうか

防音性が低い間取りも注意すべき点です。壁が薄いと、隣の生活音が聞こえやすく、落ち着かないと感じることがあります。

特に、寝室が道路やエレベーターの近くにあると、夜間でも騒音が気になり、睡眠の質が下がる可能性があります。

■収納スペースも要チェック！

また、収納スペースが不足している間取りも避けたほうがよいでしょう。

クローゼットが小さいと、洋服や荷物が収納しきれず、部屋が散らかりやすくなります。玄関に靴箱がない場合も、靴や傘などが散乱しやすく、整理整頓が難しくなることがあります。

間取り選びで後悔しないためには、デザインの良さだけでなく、実際の暮らしやすさをしっかりとチェックすることが大切です。これからお住まいを探される方は、ぜひ動線や採光、収納の面も意識して、快適な住まいを選んでください。

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