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抵当権付きの家を買う時の注意点

抵当権付きの物件を購入する際には、通常の不動産取引とは異なる手続きやリスクが伴います。

今回は、その際に押さえておきたい重要なポイントを詳しく解説します。

1. 抵当権の抹消を確認する

抵当権付きの家は、売主がローン返済の担保として金融機関に家を差し出している状態です。このまま購入すると、売主がローンを完済していない場合、抵当権者(主に金融機関)が物件を差し押さえる権利を持ちます。購入前に抵当権をしっかりと抹消できるかを確認し、抹消のタイミングや条件が明確にされているかを確認することが非常に重要です。通常、売主は売却資金を使って抵当権を抹消しますが、手続きが遅れないように確認を怠らないようにしましょう。

2. 融資に関する問題

抵当権がついている物件に対しては、住宅ローンを提供する金融機関が警戒することがあります。多くの金融機関は、抵当権がついたままの状態では融資を行いにくい場合があるため、抵当権の抹消が確実に行われる保証が必要です。したがって、購入者は、購入手続きの早い段階で金融機関と相談し、抵当権の抹消が条件となるかどうか、またそのために何が必要かを確認しておくことが大切です。

3. 売主の信用確認

売主がローンの残債を抹消するための資金を確保できるかどうかも重要な確認事項です。売主の返済計画があいまいな場合や、資金が不十分な場合は、売却手続きが順調に進まないリスクがあります。不動産業者や法律の専門家を通じて、売主の経済状況や返済能力を確認し、契約時に抵当権抹消が確実に行われるかどうかをしっかりと確認しましょう。

4. 契約書における詳細な条項確認

購入契約書には、抵当権抹消に関する具体的な条件を明記することが重要です。たとえば、抵当権が抹消されない場合の契約解除条項や、抹消時期について明確に取り決める必要があります。曖昧な契約条項があると、後々トラブルに発展する可能性があるため、契約書を詳細に確認し、必要であれば専門家のアドバイスを受けるとよいでしょう。また、契約時には重要事項説明が行われますが、口頭での説明だけに頼らず、書面に記載された内容をもとに慎重に判断することが大切です。

5. 不動産業者や専門家のサポートを活用

抵当権付き物件の売買は、通常の取引よりも複雑でリスクが高い場合があります。信頼できる不動産業者や弁護士、司法書士などの専門家のサポートを受けることが推奨されます。彼らは、取引に関するリスクを的確に判断し、抵当権の抹消手続きや契約書の内容確認において大きな助けとなるでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、安全かつスムーズな取引を進めることが可能になります。

6. 市場価値と価格交渉

抵当権付き物件の場合、一般的には市場価値よりも価格が安くなることがあります。

しかし、その理由が抵当権や売主の経済的状況に起因している場合もあるため、物件の価格が適正かどうかをしっかりと調査することが重要です。価格交渉においても、抵当権抹消の費用や時間を考慮に入れたうえで、購入者にとって有利な条件を引き出すことができるかもしれません。

■まとめ

抵当権付きの家を購入する際には、リスクをしっかりと理解し、適切な手続きを踏むことが必要です。抵当権の抹消が確実に行われるか、売主が信頼できるか、契約内容が明確かどうかをしっかりと確認することが大切です。また、不動産業者や専門家のサポートを受けながら、安心して取引を進めることをお勧めします。

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