不動産を売買する時に、その土地がどこからどこまでか境界がはっきりしていない時があります。
そんな時に必要になってくるのが確定測量です。
確定測量とは、不動産の境界を明確にするために、専門の測量士が土地の境界線を正確に測量し、地図や図面を作成することです。
今日は確定測量が必要な状況についてお話いたします。
■確定測量が必要な場合
・不動産の売買
土地や建物の売買を行う際には、境界を明確にすることが必要です。確定測量を行うことで、売買後に隣地との境界トラブルを避けることができます。
・土地の分割・合筆
土地を分割する場合や複数の土地を一つにまとめる場合には、確定測量が必要です。これにより、分割後のそれぞれの土地の境界が明確になります。
・建物の新築・増改築
新しく建物を建てる場合や既存の建物を増改築する場合には、建物が敷地内に収まるように、境界を正確に確認することが重要です。
・土地の境界争いの解決
隣地との境界が不明確でトラブルが発生している場合、確定測量を行うことで、正式な境界線を確定し、争いを解決することができます。
・登記の更新・修正
登記されている土地の情報が古い場合や正確でない場合、確定測量を行って正しい情報に更新・修正することが必要です。
・公共事業や開発計画
道路の拡張や新規開発プロジェクトなど、公共事業においても正確な境界の把握が必要です。確定測量を行うことで、プロジェクトがスムーズに進行します。
・土地の賃貸借契約
土地を貸す場合や借りる場合も、境界を明確にすることで、後々のトラブルを避けることができます。
■確定測量の手続き
1.測量士の選定
専門の測量士を選び、依頼します。測量士は国家資格を持つ専門家であり、正確な測量を行います。
2.現地調査
測量士が現地で調査を行い、境界標や測量ポイントを確認します。
3.隣地所有者との協議
境界の確定には、隣地所有者との合意が必要です。測量結果を基に、隣地所有者と協議を行います。
4.測量図の作成
測量士が測量図を作成し、境界を明確にします。この測量図は、登記や売買契約などの法的手続きに使用されます。
5.登記手続き
必要に応じて、測量結果を基に登記の更新や修正を行います。
■まとめ
確定測量を行うことで、土地の境界が明確になり、不動産取引や開発計画がスムーズに進行し、境界トラブルを未然に防ぐことができます。
不動産の売却を検討しているが境界があいまいで不安だなという方は、是非一度弊社ユニコーンハウジングまでご相談お待ちしております!