5000万円の住宅ローンを組むのに必要な年収はいくらぐらいでしょうか。
今日は、住宅ローンと年収の関係についてお話します。



■年間返済額からみるローンと年収
住宅ローンを組むのに必要な年収は、返済負担率や金利、返済期間などによって異なります。
一般的には、年間返済額が年収の25%から35%以内に収まるようにするとされています。

具体的な例を挙げてみます。仮に金利が1.5%、返済期間が35年の場合の計算です。

月々の返済額の計算

• 借入額：5000万円
• 金利：1.5%
• 返済期間：35年

毎月の返済額は約15.3万円になります。

年収の計算

返済負担率が30%と仮定すると、

• 年間返済額：約184万円（15.3万円 × 12）
• 必要な年収：約613万円（年間返済額 ÷ 0.3）

つまり、5000万円のローンを組むには、年収が約613万円以上必要です。
ただし、これはあくまで計算上の一例です。実際は613万だと少々返済が負担かと思います。



■実際の現実的なローンと年収
では、実際あまり負担なく生活できる目安はどれぐらいでしょうか。
住宅ローンを借りて家を購入する場合、無理のない借入額の一般的な目安は年収の５～６倍以内といわれています。
それで考えると、5000万円に住宅ローンを組むには800万～1000万程度の年収が必要になります。



■まとめ
近年は不動産価格が上がり、住宅価格も高くなりました。
一方で日本の年収は少し上がったものの、不動産価格の上昇と比べれば全く上昇していません。

そのため、近年では配偶者様と共同でペアローンを組んだり、
頭金を入れてローン額を減らすなど工夫も必要になってきています。
初めてのご購入の方はまずご自身がどれぐらい借りられるのかわからないものです。具体的な金利や返済期間、金融機関の条件によって異なるため、ご不安な方は不動産会社や金融機関への相談がお勧めです。
東灘区で住宅購入をご検討方は是非一度弊社ユニコーンハウジングまでご相談ください！