物件探しでは、お部屋の設備や条件だけでなく、良い不動産店や担当者を見つけることも非常に重要です。信頼できる不動産店や担当者を見つけることで、良い物件を紹介してもらいやすくなり、契約もスムーズに進みます。今回は、良い不動産店や担当者を見つけるためのポイントについてご紹介します。

■良い不動産店選びのポイント

1. お店の雰囲気をチェック

不動産店の外観や窓に貼られた物件情報をチェックしましょう。情報の紙が古びていたり、窓が汚れている場合、その不動産店は情報の更新や基本的な掃除を怠っている可能性があります。また、お店に入った際の対応も重要です。来店しても誰も声をかけてくれない、不愛想な対応をする店員がいる店は避けた方が無難です。良い不動産店は、清潔感があり、スタッフが親切で丁寧な対応をしてくれます。

2. 物件の広告をチェック

物件の広告に使われている言葉にも注意が必要です。「完璧」「日本一」「最高級」「格安」といった禁止されている文言が含まれている広告を出している不動産店は避けましょう。こうした広告を出す不動産店は、信頼性に欠ける可能性があります。

3. お店のボード看板をチェック

店先に出されているボード看板も確認しましょう。看板が歩道や車道にはみ出している場合、法律違反となります。法律を守らない不動産店は信用できないので、しっかりと敷地内に看板を設置している店を選びましょう。

■注意すべき不動産店の特徴

1. おとり広告

インターネットや広告で、条件の良い物件ばかりを掲載している不動産店には注意が必要です。これらの広告は「おとり広告」の可能性が高く、実際には存在しない物件や、すでに契約済みの物件を掲載している場合があります。来店前に問い合わせをして、実際にその物件があるのか確認することが重要です。

2. 希望条件と異なる物件を紹介してくる

来店時に希望条件を伝えたにもかかわらず、条件と異なる物件を多く紹介してくる不動産店も避けた方が良いでしょう。このような不動産店は、自分たちが早く契約させたい物件を押し付けてくる可能性があります。希望に合わない物件ばかりを紹介されたら、早めにその不動産店から離れるようにしましょう。

■良い担当者の見つけ方

1. 契約を急かさない担当者

物件を紹介した後、すぐに契約を迫ってくる担当者は要注意です。このような担当者は、自分のノルマ達成のためだけに契約を急がせている可能性があります。物件選びは慎重に行うべきなので、急かしてくる担当者には気をつけましょう。

2. 比較物件を提案してくれる担当者

希望条件に合う物件だけでなく、比較対象として少し条件が異なる物件も提案してくれる担当者は良い担当者と言えます。このような担当者は、見えていなかった妥協点や新たな条件を教えてくれるため、より良い物件選びに役立ちます。

3. 親身になって交渉してくれる担当者

家賃や管理費、敷金・礼金などの条件について親身になって相談に乗ってくれる担当者も良い担当者です。積極的に交渉を行い、お得な条件を引き出してくれる担当者を見つけましょう。

■まとめ

物件選びにおいて、良い不動産店や担当者を見つけることがとても大切です。信頼できる不動産店や担当者を選ぶことで、安心して物件探しができ、満足のいく物件を見つけることができます。しっかりとポイントを押さえて、自分に合った不動産店と担当者を見つけましょう。