古い住まい（古家）付きの土地を売却する場合、建物が残ったままの状態で売る場合と、建物を解体して更地で売る場合では、

どちらが売却しやすいのか悩むところです。

そこで今日は、古家付き売却と更地での売却、それぞれのメリット・デメリット、更地にする場合に必要となる費用や税金、

そして、売却のしやすい条件についてお話します。

■古家付きで売るメリットとデメリット

・メリット

1. イメージしやすい：買主が住むことを具体的にイメージしやすい。
2. 費用面の利点：解体費用がかからないため、売却価格を安く設定できる。
3. 税制優遇：固定資産税で「住宅用地の軽減措置特例」が適用される。
4. 住宅ローン：低金利の住宅ローンが利用しやすくなる。

・デメリット

1. 用途制限：古い建物のため、買い手が限定されることがある。
2. 土地の状態が不明：建物があるため、土地の状態がわかりにくい。
3. 解体費用の負担：解体費用分の値引きや負担を求められる可能性がある。
4. 契約不適合責任：建物に欠陥が見つかると補修費用や損害賠償を求められる可能性がある。

■更地で売るメリットとデメリット

・メリット

1. 売却しやすい：買主が早く見つかる可能性が高い。
2. 新築しやすい：工事にすぐ着手できる。
3. 地盤調査が容易：地中埋没物の確認や地盤調査がしやすい。

・デメリット

1. 解体費用：建物の解体に費用がかかる。
2. 固定資産税の増加：更地にすると固定資産税が2～3倍に増える。

 

■まとめ

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