不動産売却仲介には3つの媒介契約が存在する

専任媒介契約

自分で買主を見つけ、不動産会社を通さずに契約をできる点は一般媒介契約と同じですが、仲介を依頼できるのは１社のみです。契約の有効期限は3ヶ月以内で、媒介契約締結の後、7日以内にレインズへの登録が必要になります。また、2週間に1回以上、売主へ販売状況を報告することが義務付けられています。
買い手の目処はあるが、さらに好条件の買い手を見つけたいという方におすすめの契約です。

専属専任媒介契約

専任媒介契約と同様に、依頼できる不動産会社は1社のみになります。買主を自分で探すことが出来ず、3つの中では契約内容が最も厳しいでしょう。
レインズへの登録義務は専任媒介契約と同じですが、売主への報告義務は1週間に1回です。

以上の3つの媒介契約を紹介しました。

一般的にはには「専任媒介契約」を締結しますが、価格を重視する方は「一般媒介契約」、スピードを重視するなら「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」がおすすめです。

不動産売却仲介を行う不動産会社の選び方のコツ

②担当者との相性

不動産会社の候補が複数ある際は、不動産担当者との相性をチェックしましょう。売却までの長い期間、サポートをしてくれるのは担当者になります。相性の良くない担当者だと気軽に相談することができずに、後悔が残ってしまう可能性もあります。そのため、説明が分かりやすいか、きちんと話を聞いてくれているかをチェックし、「この人になら任せられる」という担当者がいる不動産会社に依頼することが望ましいです。

直近の販売実績をチェックしましょう

直近で売家・売地・マンションなどの販売実績があれば、そのエリアで不動産購入を考えている顧客がいる可能性があります。また、資産価値や周辺施設の利便性、最寄り駅の交通利便性などの情報を多く持っている可能性も高いため、素早い成約が期待できます。