不動産の購入は、人生で一番大きな買い物です。だからこそ、正しい判断を下すための知識が大切です。正しい判断を下せないと…
・必要以上の金額を支払ってしまう
・欲しい物件を別の買い手に買われてしまう
・実際の生活する上で使い勝手の悪い物件を買ってしまう
という失敗に繋がります。
今回は、上記のような失敗をしないように、不動産を買うときにはまりやすい5つの落とし穴についてお話いたします。
最新の不動産市場を知らずに不動産を買うのは、まるで目隠しをしたまま物件を選んでいるようなものです。市場の知識なしに物件探しをすると、必要以上の金額を払ってしまったり、ものすごくお買い得の物件を簡単に見逃す可能性があります。地域に密着した不動産会社は、各地域の販売履歴と、現在の売り出し物件の情報などを持っていますので、気軽に聞いてましょう。
買い手は、感情的に物件を気に入り、購入を決めてしまうケースがあります。しかし、実際に購入したあとに、狭さや通勤時間など、実際のニーズとのギャップによって購入前のイメージとは異なる結果になることも。
そのため、物件探しをする前に、あなたの住まいに対するニーズを思いつく限り箇条書きにし、書き留めておきましょう。内見の際は、各物件がそれらのニーズを満たすことができるか、個別にチェックしましょう。
物件に抵当権が設定されている可能性も考えておきましょう。抵当権とは、不動産を担保に保障されている債権です。
この抵当権は不動産に対して設定されるため、不動産の所有者が変わったからといってなくなりません。
日本の不動産は各地方の法務局という行政機関によって、所有権の管理がされています。
あなたが購入を考えている物件の所有権や抵当権も、法務局で閲覧申請をすればすぐにわかります。
早い段階であなたの不動産担当者に物件閲覧申請を依頼し、所有権と抵当権を確認してもらいましょう。もし、抵当権が設定されている場合は、あなたに所有権が移る前に売り主にすべての抵当権を抹消してもらう必要があります。
物件の状態について、売り主から伝えられたことをそのまま鵜呑みにするのはやめましょう。
売り主は、物件の短所について隠そうとしたり嘘をつく場合がありますが、売り主でさえ物件の重大な欠陥を知らない場合もあるのです。
早い時点でプロの住宅診断士（インスペクター）に依頼し、客観的かつ専門的な意見を得ましょう。
住宅ローンの事前審査を受けずに物件探しを始めてしまった場合、実際に欲しい物件が見つかっても予算不足で買といったケースがあります。物件を探し始める前に、必ず事前審査を受け、自分の予算を知っておきましょう。
■まとめ
今回は不動産を買う時にはまりやすい５つの落とし穴についてお話いたしました。
不動産購入は人生の大きな投資になりますので、後悔しないように事前にチェックを怠らないようにしましょう。
また、地域に密着した不動産業者に相談することで、プロの意見に基づいた不動産選びをすることが出来ます。
自分だけで悩まず、気軽に不動産業者に相談することをおすすめします！
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