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マンションの定期借地権って何?注意点は?

マンションの購入を検討する際、所有権や定期借地権といった言葉が出てきます。

実は、マンションを購入したにのに、何十年後かに返却しなければいけないケースもあるんです。

今日は、マンション購入で気を付けたい「所有権」と「定期借地権」についてお話します。

 

■借地権、定期借地権っていったい何?

マンションの所有権

マンションの所有権とは、マンションの一部(具体的には一戸の住戸)を個人が購入して所有する権利です。つまり、所有するので売るまでは自分のものとなり、この権利を持つことで、その住戸を自由に利用したり、リフォームや賃貸をしたりすることができます。マンションの場合、各住戸の所有者は共有部分(廊下やエレベーター、敷地など)についても一部所有権を持ち、管理費や修繕費を負担する義務があります。

定期借地権

定期借地権とは、土地を一定期間借りる権利です。通常、50年や70年といった長期間の契約が多いですが、契約期間が終了すると借地権は終了し、土地を地主に返還しなければなりません。定期借地権付きのマンションでは、土地自体は地主が所有しており、購入者はその土地を一定期間借りる形になります。このため、土地の購入費用が不要で、一般的には購入価格が所有権付きマンションよりも安くなる傾向がありますが、期間終了後には土地を返還しなければならないため、長期的な居住計画を立てる際には注意が必要です。

■所有権・定期借地権のメリットデメリット

有権のメリット

  1. 完全な所有権:住戸や土地を完全に所有するため、自由に売買、賃貸、リフォームなどができます。
  2. 資産価値の安定:土地も含めた不動産を所有するため、資産価値が比較的安定しており、将来的な値上がりも期待できます。
  3. 長期的な安定:期限なく住み続けることができるため、長期的な居住計画が立てやすいです。

所有権のデメリット

  1. 購入費用が高い:土地も含めて購入するため、初期費用が高くなります。
  2. 税金の負担:固定資産税や都市計画税など、土地にかかる税金の負担があります。

定期借地権のメリット

  1. 購入価格が低い:土地を購入する必要がないため、購入価格が所有権付きマンションと比べて抑えられます。
  2. 月々の負担が軽減:土地の固定資産税や都市計画税がかかりません。
  3. 低価格で質の高いマンションに住める:最後は返却するため資産にはなりませんが、相続人がいない場合などは70年後資産を残す必要もないため、自身の住居だけで考えると低価格で高品質なマンションに住める。

定期借地権のデメリット

  1. 資産価値が低い:借地期間が終了すると土地を返還しなければならないため、資産価値が所有権付きの不動産よりも低くなる。
  2. ランニングコストがかかる:土地を借りているため、地代や返却の際の建物解体費の積み立てが毎月発生する。
  3. 制約がある:土地に関する権利が制限されているため、自由に売買や転貸を行うことが難しい場合があります。

 

 

■まとめ

ほとんどのマンションが所有権付きマンションですが、たまに定期借地権付きマンションがありますので、

購入する前に注意が必要です。

マンション価格が高騰している昨今では、定期借地権のマンションは価格が抑えられれて、なおかつ質の高いマンションに住めるので、

少子化で相続人が少なくなってきたこともあり、70年も住めるならと購入する方も多くなっています。

どちらを選ぶかは、購入者のライフスタイルや将来の計画、経済状況などによりますが、

マンション購入でお悩みの方は、是非一度弊社ユニコーンハウジングまでご相談ください。

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